病気に青汁を〜緑葉食・青汁、イモ・マメ・ナッパ・青汁〜

青汁の効用と実際

青汁の効き目について

こんな人は青汁でいこう

血のにごり

血のにごりと活性酸素

青汁の効果的な飲み方

青汁の効果を増強する

理想の食事

青汁療法の実際

病気に青汁を

青汁の料理

青汁は嗜好品ではありません。決して流行や一時的な気まぐれで飲むものでもありません。そうした飲み方では、青汁の真の効果は分かりません。美味しいとかまずいとか、飲みやすいとか飲みにくいとか、など問題にしません。本当の青汁は本気で飲む人のためにあります。青汁は健康のため病気の克服のため、命をかけて飲むものです。そして、青汁は薬ではなく、普段の食生活の欠陥を補う自然の食品ですから、一生続けなくてはなりません。

中でも、青汁を病気の治療に用いようとすれば、それなりの飲み方が必要になります。病気の種類にもよりますが、難しい病気になるほど、たくさん飲む必要があります。少なくとも12合(もとのケール500グラム)が基本ですから、病気のときはそれ以上必要で、3合でも5合でも6合以上(ケールで750グラム〜1.5キロ以上)でも飲みたいものです。

軽い場合は栄養のバランスを整えるということだけで、目的の効果を得る場合もありますが、重い病気の場合には、それだけでは説明のつかない、奇跡とも言いたいほどの効果の得られることもあるわけです。痕跡ミネラル他の、何かまだ分かっていない未知の因子のようなものの効果ではないかと推測されています。

病気の治療で青汁を飲む場合、青汁の効果を強力にする方法として、食全体のバランスをとることが重要となります。そのためには、食べすぎになる主食(特に白米、精白パン、うどんなどはビタミン・ミネラルに乏しく栄養の偏った食品)をひかえ、糖分(味付けの砂糖、菓子)は極力減らし、動物食品(肉・魚もビタミン・ミネラルに乏しく、薬品や環境汚染物質などの危険もある)もすぎないように注意することが大切です。また、なるべく安全な食品を選び、危険な農薬や工場、鉱山の廃棄物、あるいは添加物などに汚染された食品や、その恐れのある加工食品、既成食品など、有害、有毒食品はつとめて避けることも必要です。

そのためには、主食には、栄養的にも安全性にもすぐれたイモ類を、蛋白質には大豆ものを主とし、これに十分の良質安全なナッパを主体とする野菜、山菜、海草、くだものなどを添えたイモ・マメ・ナッパ・青汁食が最適です。なお調理は簡単に、調味はなるべくうすくすること。

とくに癌のように、すすんだ医学をもってしても治りにくい病気には、イモ・マメ・ナッパ・青汁食が最優先ですが、緑葉食・青汁(現行の一般食に緑葉400500グラムないしは青汁約2合以上を添える)や、あるいはせめて青汁だけでも飲めるだけたくさん(少なくとも146合以上、もとのケール11.5キロ以上)飲むといった厳しい食養生を徹底して熱心に続けてみることです。

なお、緑葉食・青汁、イモ・マメ・ナッパ・青汁食といっても、決して、それ以外には何も食べてはいけない、という窮屈なものではありません。要は、栄養のバランスをできるだけ完全に近づけようというものですから、これに徹して、ナッパ・青汁を十分摂りバランスに余裕があれば、安全性と分量にさえ気をつければ、何(肉、魚、卵、米飯、パン、菓子、酒など)を食べても差し支えないわけですから、食事は反対に、ずっと自由になります。